コパ・アメリカ2016 A組 アメリカ代表の選手紹介・戦績

2016/06/22

コパ・アメリカ

t f B! P L

1916年に開催された第一回コパ・アメリカ(南米選手権から)100年目を迎えた2016年。

これを記念し、CONMEBOL(南米サッカー連盟)とCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)の共同開催という形で100週年記念大会がおこなわれることになった。 開催地はアメリカ合衆国で、16ヵ国が参加し激闘を繰り広げることになる。

そこで、ここではすでに発表されている各国代表候補メンバーを紹介していきたい。各国35~40名の選手を選出しているが、最終的には23名に絞られることとなる。

まずはアメリカ、コロンビア、コスタリカ、パラグアイの入ったグループAのアメリカから。

※黄色は15-16UEFAランクトップ4(スペイン、ドイツ、イングランド、イタリア)クラブ所属の選手。水色は自国クラブ所属選手 


デンプシー、ブラッドリーら14年W杯からいる選手が主力(候補40名)

2011年から指揮を執る元ドイツ代表、ユルゲン・クリンスマン監督の率いるアメリカ。ホスト国(カナダとの共同開催)となった昨年のゴールドカップでは準決勝でジャマイカに敗れ、3位決定戦でもパナマにPK戦で敗れて4位に終わった。今回は自国開催の利点を活かして好成績を残したいところだ。

チームの顔ぶれは2014年W杯(ベスト16)時からの選手が19名と過半数を占め、2015年ゴールド杯(4位)時まで継続して選出されている選手は14名となっており、40名の候補選出の段階では主力に関しては継続したメンバー構成となっている。

■GK

エバートンで長きに渡り正GKを務めてきた(今季で退団しコロラド・ラピッズ入団が決定済み)ティム・ハワード(今季リーグ戦25試合出場)や、 こちらも同じくプレミアリーグ、アストン・ビラで正GKを務めるブラッド・グザン(28試合)が選出。

さらには自国クラブで活躍するデビッド・ビンガムニック・リマンドもハワードと同世代のベテランGKだが、その中で唯一若い世代から20歳のイーサン・ホーバスが食い込んでいる。

■DF

ストークのCBジェフ・キャメロン(30試合)、サンダーランドの右SBデアンドレ・イェドリン(23試合)、ヘルタ・ベルリンのCBジョン・ブルックス(22試合)、フランクフルトのティモシー・チャンドラー(11試合)らが順当に選出されると共に、今季途中でチェルシーに加入した20歳のマット・ミアズガ(2試合)も候補に入った。

■MF

代表キャプテンを務めるマイケル・ブラッドリーをはじめ、ボルジアMGで今季6ゴールを挙げたファビアン・ジョンソン(26試合)や、ブンデス初昇格ながら11位に食い込んだインゴルシュタットのアルフレード・モラレス(24試合1G)らが順当に選出。

その他の人選もカイル・ベッカーマンアレジャンドロ・ベドヤミッケル・ディスケルドグラハム・ズシジャーメイン・ジョーンズといった14年W杯時からのメンバーが名を連ねている。

■FW

ベテランエースのクリント・デンプシージョジー・アルティドールクリス・ウォンドロフスキといった14年W杯からのメンバーは変わらず今回も選出。

一方で今季ドルトムントでデビューした18歳のクリスチャン・プリシッチ(9試合2G)や同じくシアトル・サウンダースでルーキーながら9試合4Gと躍動する21歳のジョーダン・モリスも候補メンバーに選出された。

14W杯、15年ゴールド杯にも選出され、今季AZからブレーメンに移籍し序盤戦から先発出場を続けていたアロン・ヨハンソンは、昨年からの負傷(手術)の影響もあり復帰しておらず選出されていない。

最終メンバー23名 アルティドールは負傷

2014年W杯時からの選手が14名、2015年ゴールド杯時まで継続して選出されている選手は11名となり、最終段階でも大半の選手が継続したメンバー構成となった。

各ポジションにそれ以降のメンバーを2名ずつ含んだ人選となっており、GKのホーバスが最終メンバーに入った一方で、過去の大会にも選出されたMFのモラレスディスケルドは外れることとなった。

また怪我人も出ており、前線の攻撃の担い手であるFWアルティドール、さらにはDFチャンドラーも負傷離脱し2名が大会に参加できなくなってしまった。

コパアメリカ2016 アメリカ代表の日程

■親善試合
5/26 1-0 エクアドル  得点:ナグベ
5/29 4-0 ボリビア  得点:ザーデス、ブルックス 、ザーデス 、プリシッチ

■本大会(グループステージ)
6/04 0-2 コロンビア
6/08 4-0 コスタリカ  得点:デンプシー(PK)、ジョーンズ、ウッド、ズシ
6/12 1-0 パラグアイ  得点:デンプシー
※2勝1敗の1位で決勝T進出

■本大会(決勝トーナメント)

6/17 2-1 準々決勝 エクアドル(B組2位)  得点:デンプシー、ザーデス
※Jジョーンズが退場
6/22 0-4 準決勝 アルゼンチン(D1位)
6/26 0-1 3位決定戦 コロンビア(A2位)

アメリカ代表のシステム

vコロンビア

vコスタリカ

vパラグアイ
vエクアドル
 ※イェドリンは出場停止

vアルゼンチン
※ウッド、ベドヤ、Jジョーンズは出場停止

vコロンビア(3位決定戦)

QooQ